不妊症の原因と検査法

妊娠について

不妊症は男女ともに血液検査、尿検査によってホルモンを検査します。
女性側の検査・基礎体温の測定・・・排卵の有無やホルモンの状態を調べます。

【主な治療法】
●人工授精
●体外受精
●排卵誘発法
●間接的刺激法、直接的刺激法。

妊娠を望んでいるにもかかわらず、2年以上妊娠しない場合は、専門医への相談をお勧めします。

●子宮内膜の組織検査・・・卵巣の働きを推定したり、子宮内膜の異常の有無を調べます。
子宮卵管造影法、卵管通気法、卵管通水法・・・卵管の通過性を確認します。

【不妊症の原因】
男性側の原因●性交障害●精液異常●精子の異常
女性側の原因●卵巣機能の異常●卵管の異常●子宮の異常

統計的には、不妊の原因としては、
1.卵管性不妊症、2.子宮性不妊症、3.中枢性排卵障害、
4.卵巣性排卵障害、5.男性不妊症、6.黄体機能不全、7.頸管不全症、8.機能性不妊症の順になっています。

不妊症(ふにんしょう)というのは、通常の性生活があり、避妊をしていないにもかかわらず、なかなか妊娠しないことをいいます。

どれほど妊娠しないと「不妊症」とされるかに、決まった基準があるわけではありませんが、通常、結婚2年以内に90パーセント近くが妊娠することを考えると、2年をひとつの基準として考えていいかもしれません。
(あくまでも基準ですから、年数にあまりこだわらないでくださいね)

男性側の検査・精液を調べ、必要ならば精巣(睾丸)の組織検査を行うこともあります。
ただし、原因不明の場合もあります。
不妊症の検査・不妊症の治療を開始するに当たっては、さまざまな検査を行い、その原因をさぐります。

不妊症の治療には、ふたりの気持ちが大切です。
よく話し合ってから治療を進めていきましょう。

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